投稿リポート 動けば、道は美しくなる
東海道プロウォーキング

動けば、道は美しくなる 東海道プロウォーキング

3月7日午前10時。愛知県内の東海道沿道で、一斉に清掃が始まった。334-A地区(速水清朗地区ガバナー)が主催する「東海道五十三次ゴミ拾いプロウォーキング」が、この日、無事開催された。本事業は、東海道五十三次のうち愛知県下にある9宿場、総距離約78kmで、地域の人々と共に清掃活動を行いながら、ライオンズクラブの奉仕の精神を広く社会へ発信することを目的に企画されたものである。

賛否を超えて動いた72クラブ

本プロジェクトは、決して順風満帆なスタートではなかった。広域・同時開催という前例のない試みに、準備段階ではさまざまな意見が交わされた。しかし、その議論の先にあったのは「やるか、やらないか」ではなく、「どうすれば地域に価値を届けられるか」という共通の問いであった。

結果として、地区内104クラブ中、83クラブが協力。そのうち58クラブが当日一斉に参加するという、地区の結束力を示す成果となった。更に、当日参加がかなわなかったクラブも別の日に活動を実施。そして、東海道に接していない地域のクラブにおいても、それぞれの地域で清掃活動を展開し、地区全体として奉仕の輪が広がった。この「連続し、広がる奉仕」こそ、本事業の本質である。

一般参加者と共に創った「開かれた奉仕」

今回の活動には、ライオンズ会員1,054人、一般参加者1,435人、合計2,500人もの人々が参加した。その光景は、単なるクラブ活動の枠を超えていた。親子が、また学生が袋を手に取り、一緒にゴミを拾い、地域の人々が自然に活動へ加わる。それは「ライオンズが行う活動」から「地域と共に行う活動」へと進化した瞬間であった。

メディアが映した「本気の奉仕」

本活動は、多くのメディアからも注目を集めた。新聞・各種媒体に加え、東海3県を放送エリアとするCBCテレビによる取材も行われ、広く社会に発信された。
CBC newsX:「東海道五十三次」の愛知県内の9つの宿場でボランティアによる清掃活動

それは単なる清掃活動ではなく、地域と向き合い、行動する姿そのものが評価された証である。

「見える化」が生んだ地区の一体感

各地で撮影された集合写真。統一された看板の前での笑顔。清掃に汗を流す姿。それらは、点ではなく線となり、やがて地区全体を貫く大きなストーリーとなった。

東海道沿道と各地域での活動が同時に可視化されたことで、地区全体が一体となって動いた実感が、確かな形として残された。この「見える奉仕」は、ライオンズクラブの新たな可能性を示している。

満足度の高さが示す次への手応え

参加クラブからの評価は非常に高く、「やって良かった」という声が各地から寄せられた。
・仲間との連帯感
・地域とのつながり
・達成感
これらは数字では測れない、しかし最も価値ある成果である。

今回のプロウォーキングは、単なる一日のイベントではない。それは、「動けば、地域は変わる」という確かな証明である。東海道という歴史の道と、それぞれの地域での活動が重なり合い、一つの大きな価値を生み出した。

そして今、その一歩は、確実に次の奉仕へとつながっている。ライオンズクラブ334-A地区の挑戦は、まだ始まったばかりだ。

2026.04更新(334-A地区GSTコーディネーター/倉知清和)

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