投稿リポート 草花を探し味わう
野外子ども食堂

草花を探し味わう 野外子ども食堂

4月25日、静岡弥生ライオンズクラブ(21人)は「野外子ども食堂」を開催した。

当クラブはこれまで、こども食堂への食料品支援や寄付活動を継続して行ってきた。こども食堂の在り方も変化している中、今回は地域交流と自然体験をテーマに、親子で参加できる屋外イベントとして企画した。

当日は3歳から中学3年生までの子どもと保護者22人、クラブメンバー13人、自然体験の機会を提供するNPO法人の関係者5人の計40人が参加した。体験の前に、まずはトゲや毒のある危険な植物、草花に潜む危険な昆虫、ハチに遭遇した際の対処法などについて説明を受け、安全面への理解を深めた上で活動を開始した。

参加者は班ごとに分かれ、野山に自生する草花や山菜を採取した。タンポポや野イチゴ、木々の葉に触れながら、香りを嗅いだり、植物の茎から出る液体の甘みを感じたりと、普段の生活では味わうことの少ない自然体験を楽しんだ。子どもたちは夢中になって草花を探し、食べられるものかを確認したり、葉の裏に隠れた虫を観察したり、それぞれが自由な発想で自然と向き合う姿が見られた。

採取した草花や山菜は水洗いした後、てんぷらにして昼食に添えた。揚げたての葉や山菜は香り豊かで、参加者からは「少し苦いけれどおいしい」「また参加したい」「友達にも教えたい」といった声が上がった。自然の中で過ごした時間は、子どもたちにとって貴重な学びの場となったに違いない。

今回の活動では、自然の中で過ごす時間そのものが子どもたちの表情を大きく変化させていたと感じた。最初は緊張していた子どもも、草花や虫を見つけるなど自然と触れ合ううちに笑顔が増え、年齢の差を超えていろいろな人と交流していた。また、保護者からは「普段できない体験ができた」「子どもと一緒に自然を学べる機会になった」といった感想が寄せられ、自然体験の大切さを再認識する一日となった。

静岡弥生ライオンズクラブでは今後も地域とのつながりを大切にしながら、子どもたちが自然や人とのかかわりを学べる活動を継続していきたい。四季に合わせた体験活動を取り入れながら、継続的な地域貢献活動を行っていく。 

2026.05更新(会長/杉山貞利)