トピックス
2026年1月LCIF理事会
審議事項及び決議要約
LCIF理事 鶴嶋浩二

LCIFは年間に3回の理事会を開催します。今年度2回目のLCIF理事会は、オンライン形式で1月7日から12日に開催されました。
主要な審議内容を以下にお伝えいたします。また、財務委員会及びプログラム委員会が提出した決議要約を下部に記載しご報告します。プログラム委員会の決議には今回の理事会で承認・保留・却下された交付金事業全件のリストが含まれますが、ここでは総件数と金額のみとし、理事会審議のため日本から提出された事業についてのみ事業名・交付金額を記載します。
●開発委員会関連事項
・2025-2026年度ファンドレイジング(寄付獲得)状況 — 2026年1月5日時点で約4,000万ドル(拡大目標の50%)を達成。
・レガシーソサエティプログラム(遺贈プログラム) –– これまでに七つの会則地域で456人から累計約2,760万ドルの将来的寄付が創出された。インドでの展開開始や会則地域4(ヨーロッパ)での拡大が報告された。
●財務委員会関連事項
・財務状況及び寄付実績 — 2025年11月末までの当期剰余金は、前年同期比で約687万ドル増(主に投資収益増加<約452万ドル>と寄付金増加<約287万ドル>による)。寄付総額は約2,967万ドルで、前年比10.7%増。
・サステイナブル投資 –- 環境・社会・ガバナンス(ESG)要素を考慮した投資方針の実施状況の報告あり。不平等是正に関する三つのスクリーニングが予定通り導入されている。
・投資収益は管理費及び開発費を十分に賄っており不足がないため、100%を交付金とプログラムに使用しているという表現の維持に問題はないことを確認した。
●マーケティング委員会関連事項
・LCIFウィーク(メルビン・ジョーンズ生誕記念キャンペーン)を1月に実施し、目標寄付額を200万ドルとし、この期間の100ドル寄付に対しピンを贈呈するプログラムについて確認した。
・LCIFのFacebookオーディエンスは27万8,000人を超えるフォロワーに成長し、財団はソーシャルメディア・アンバサダー・プログラムを会則地域2及び3に拡大。
・災害支援の訴求Eメールによって、7月から11月の間で4万2,000ドル以上の寄付が集まったことを確認。
・香港国際大会で授与される人道支援大賞の現在の候補者と授賞方針を検討。
●プログラム委員会関連事項
・地区およびクラブシェアリング交付金に新たな要件を加えるように運営方針マニュアルを改定する決議を承認。来年度からシェアリング交付金に新たな段階的パーセントが導入されることにより、特に地区では大きな金額の交付金が可能になるため、申請の質の確保と適切な資金管理の必要性を議論。
・ライオンズクエスト・コミュニティ・パートナーシップ交付金について、既存の基準に基づき、個別の交付金として最大1万5,000ドルをLCIFの内部承認プロセスを用いて授与し、交付金総額を30万ドルまでとするように改定することを決議。
・委員会は、交付金管理の手順遵守(コンプライアンス)で課題を抱えている、または実施困難に陥っているいくつかの事業を確認しSFP2153/409(コンゴ民主共和国)の交付金に関して、新しい交付金管理責任者と事業委員長の任命、新しい事業銀行口座の開設を推奨する他、過去の交付金の使用状況の審査を継続。その他コンプライアンス上の問題がある5件の交付金のうち、委員会は3件の交付金について減額した金額をLCIFに返還することを推奨。
2026.04更新(LCIF理事・元国際理事/鶴嶋浩二<北海道・札幌中島ライオンズクラブ>)
【決議要約】
1. 第二四半期予算見通しUS$26,657,279 を承認する。これは、2025年9月に承認された第1四半期の見通しを US$77,890上回るものである。
2. LCIF運営方針書「LCIFの利益相反に関する方針」の事務的改定を行う。
3. 総額990万ドルを要請する140件の交付金申請を審議し、334-A地区(日本)の学校食堂建設$62,383(食料支援交付金)及び同地区のガンパハ総合病院への新生児用人工呼吸器提供$25,124(マッチング交付金)を含む138件、総額980万ドルの交付金を承認し、1件の交付金申請を保留とし、1件を却下することを決議。これらの交付金事業の承認による受益者はおよそ200万人。
4. 運営方針書第3章 「交付金」R項を、「地区及びクラブ・コミュニティ・インパクト交付金のプロセスは別紙Lにまとめられている」を削除修正する。
5. ライオンズクエスト・コミュニティ・パートナーシップ交付金プログラムを更新し、既存の基準に基づき、個別の交付金として最大15,000ドルをLCIFの内部承認プロセスを用いて授与し、交付金総額を300,000ドルまでとする。
6. LCIF–カーターセンター・パートナーシップに対し、理事会主導交付金100万ドルを承認する。
7. LCIF–世界食糧計画USAパートナーシップの活動に対し、理事会主導交付金200万ドルを承認する。
8. 404-A4地区(ナイジェリア)に対して交付金総額154,591ドルの全額返済を求めた従前の決議を撤回する。さらに、404-A4地区に対し、交付された資金のうち34,082ドルを返済することを求める。
9. 404-B2地区(ナイジェリア)に対して150,000ドルの交付金全額の返済を求めた従前の決議を撤回する。さらに、404-B2地区に対し、交付された資金のうち38,651ドルを返済することを求める。
10. 404-B3地区(ナイジェリア)に対して97,422ドルの交付金全額の返済を求めた従前の決議を撤回する。さらに、404-B3地区に対し、交付された資金のうち46,404ドルを返済することを求める。
11. LCIFとWHOが3年間の心の健康とケアのプロジェクトのためのパートナーシップを概説する覚書を策定することを決議する。さらに、1年目のプロジェクト活動を支援するため、理事会主導交付金767,500ドルを交付する。
12. 3242複合地区に対し、ライオンズクエストプログラム交付金として75,000ドルを交付することを決議する。
*本件に関するお問い合わせは、オセアル調整事務局LCIF課(LCIFTokyo@lionsclubs.org)へご連絡ください。

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