トピックス オークブルック国際理事会
と国連ライオンズデー

オークブルック国際理事会と国連ライオンズデー

国際理事会は3月15日から18日、国際本部があるアメリカ・イリノイ州オークブルックで開催されました。オークブルックは、シカゴ中心部から西へ約30kmの場所に位置する格式ある郊外コミュニティーです。住宅地としての魅力と商業地としての存在感を併せ持つこの地域には、高級住宅街、企業の本社、そして高級ショッピングエリアが混在しています。主要高速道路の近くに位置するため非常にアクセスが良く、利便性とステータスを求める住民や企業を引き付けています。

この地域で最もよく知られているのは、米中西部最大級の屋外型ショッピングセンターである「オークブルック・センター」でしょう。世界クラスの小売店や飲食店が立ち並ぶだけでなく、マクドナルドのかつてのグローバル本社や、エース・ハードウェアの本社など、いくつかの大企業がオークブルックに拠点を構えています。こうした強固な経済基盤が、この地をビジネス拠点としても、理想の生活圏としても、定評のある地域にしているのです。

オークブルックは豊かなレクリエーションや文化の機会にも恵まれています。名門「バトラー・ナショナル・ゴルフクラブ」や「オークブルック・ゴルフクラブ」、更には受賞歴を持つ「オークブルック公園区」もこの地にあります。緑地の保全にも力を入れており、美しい公園や遊歩道、自然保護区が広がっているため、仕事と余暇、そして自然の美しさとの調和を大切にする家族やプロフェッショナルにとって、非常に魅力的な場所となっています。

オークブルック国際理事会の開会前、13日の前夜祭ではミッション1.5ファッションショーが行われ、田名部智之国際理事がグランプリを獲得しました。

理事会は開会式に始まり、3日間の委員会そして閉会式まで、とても忙しいスケジュールの中でたくさんの議題が話し合われました。私が所属する大会委員会では、香港国際大会の最新の登録状況(3月14日現在)を確認しました。上位5カ国は中国(3,259人)、香港(2,430人)、インド(1,854人)、日本(1,479人)、アメリカ(1,028人)で、全体では16,389人となっています。今後、7月3〜7日の大会に向けてさらに登録が増えることを期待しています。

香港国際大会に国際会則及び付則の改正が提案され、代議員投票に付されます。一つは、2028年7月1日から毎年2ドルずつ5年間値上げを行う国際会費値上げ案、もう一つは国際理事の会則地域ごとの割り当ての変更で、2017年度から2年間で会則地域1(アメリカ及びその領域・バミューダ・バハマ諸島)を2人減らし、会則地域3(南アメリカ・中央アメリカ・メキシコ・カリブ海諸島)を1人、会則地域6(インド・南アジア・中東)を2人増やし、国際会長が使命する理事会アポインティを1人減らす案です。各クラブは代議員を派遣して、この重要な改正案に対するクラブの意思を示してください。

理事会終了後、3月19日にはニューヨークにおいて「国連ライオンズデー」が開催されました。1945年10月24日に設立された国際連合(国連)は、世界の平和と安全の維持、国際協力の促進を目的とする世界最大の国際機関です。ニューヨークに本部を置き、2024年現在、193の主権国家が加盟しています。紛争解決、人権擁護、人道支援、SDGs推進など多岐にわたる活動を行います。

ライオンズクラブは1945年に国連のNGO憲章の素案作りに参加して以来、世界平和と人道的支援を中心に活動してきました。リーダーシップとパートナーシップの開発を拡大し、グローバルパートナーシップを発揮して、国連と共に人類の発展、平和と尊厳を守るための活動をしていくこと。戦争や不平等の影に光を与えるのはライオンズであり、奉仕の実りこそが平和なのです。後世の人に「20世紀最大の人類への贈り物はライオンズである」と評されること、それが私の願いです。国連ライオンズデーの翌日は食料支援の奉仕活動に参加し、3月22日に帰国しました。

最後に大変残念なお知らせですが、香港国際大会のインターナショナル・パレードの中止が決定し、3月25日に公式に発表されました。国際大会の主要行事日程は今年1月に大幅に変更され、パレードは7月7日実施予定で最終の調整を進めていました。伝統あるパレードは大会参加者が楽しみにしている行事であり、大会委員会では現地の事情を鑑みつつぎりぎりまで検討を続けましたが、オークブルックでの理事会後、国際理事会として中止の決定を下しました。現在、新しいプログラムを検討中で、確定し次第、国際協会ウェブサイトでお知らせします。

2026.04更新(国際理事/仁科良三<長野みすずライオンズクラブ>)