トピックス オークブルック国際理事会
国際理事 田名部智之

ライオンズクラブ国際協会の本部のあるアメリカ・イリノイ州オークブルックにおいて、3月15日から18日の日程で、国際理事会が開催されました。その様子と引き続き19日にニューヨークにて開催された国連ライオンズデーのご報告をいたします。
理事会は午前9時から開催されるので、多くの理事は前日入りをして前夜に開催される本部ツアーと理事会レセプション、ディナーに参加します。私が地区ガバナーに就任した2021年はコロナ禍で当地での研修や本部訪問が叶わなかったため、初めての本部訪問となりました。

国際会長の執務室や各部のオフィス、展示室を見学、スタッフとあいさつを交わし、集まった執行理事や理事と再会を喜び合いました。ロビーで行われたセッションは、マーク・S・ライオン国際第1副会長を始めとするメンバーとスタッフによるバンド演奏、国際会長あいさつ、食事、ミッション1.5衣装コンテストと続きます。会議や食事の前には選ばれた理事によるインボケーション(お祈り)を行うのが慣例であり、会長指名により最初のスピーチは私が担当することとなりました。衣装コンテストはサンギータ・ジャティア元国際理事の提案であり、理事会メンバーの融和やアイデアを出し合うことが目的のようです。皆それぞれ準備をして臨み、優勝者は全員の多数決で決められ、結果は私が優勝となりました。このような余興にも積極的に参加をして各国の理事と言葉の壁を乗り越え、コミュニケーションを取ることで理事会においての存在感や影響力も育まれるのだと思いました。
理事会は初日の開会式と最終日の審議会、閉会式以外のほとんどは各委員会で深く審議することに時間と労力をかけます。場合によっては別な委員会へ赴き合同で協議や調整を行い、執行理事(会長・副会長)が委員会に訪ねてこられて方針を伝達することもあります。

委員会は「監査委員会」「会則及び付則委員会」「大会委員会」「地区及びクラブ・サービス委員会」「財務及び本部運営委員会」「リーダーシップ開発委員会」「マーケティング委員会」「会員増強委員会」「奉仕事業委員会」があり、各委員会に国際理事や理事会アポインティ、リエゾンが委員として配置され、一委員会は概ね6人程で構成されています。私は「会員増強委員会」、仁科理事は「大会委員会」に所属しております。両委員会とも非常に重要な委員会であり、この度の委員会・理事会においても重要な決定事項や検討事項が多数話し合われました。
各委員会での協議内容は最終日の審議会において連絡・調整され閉会式での最終決議となります。国際大会において決するべき事項以外はこちらで決定されます。全ての決定事項はライオン誌夏号に掲載されますので興味をもってご確認ください。ライオンズにおける全てはこのように審議されていきます。変更案や新しいアイディア等お持ちの方は国際理事にご相談ください。
理事会の全日程が終了しましたら、その日の午後にシカゴからニューヨークへ空路移動し、翌日は「国連ライオンズデー」に出席いたしました。場所はニューヨーク・マンハッタンにある国際連合本部の大会議場です。

こちらでは国連とライオンズの歴史的パートナーシップを確認した上で双方の代表者がスピーチをした後、国際平和ポスターコンテストの表彰、2011年ノーベル平和賞受賞者のレイマ・ボウィ氏による基調講演を始め、有識者による講演とパネルディスカッションがありました。今回は特に「女性」がキーワードでした。生命の危機に直面し、涙ながらに訴える女性の声は、今世界で起こっている現実を突きつけ、100年前にヘレンケラー女史が我々ライオンズに「暗闇と戦う盲人の騎士となって」と関与を呼びかけたことと重なりました。
仁科良三国際理事と共に会員のため、奉仕受益者の為に変わりゆく奉仕のニーズと多様性の社会に適応するよう誠心誠意、ライオンズ発展の礎となるべく全力で取り組む所存です。共に奉仕に邁進いたしましょう。
2026.04更新(国際理事/田名部智之〈青森県・八戸ライオンズクラブ〉)

ライオン誌日本語版ウェブマガジン








