投稿リポート
小児糖尿病
サマーキャンプを支援
336-B地区(岡山県・鳥取県)
#糖尿病

336-B地区(榎本明地区ガバナー)環境保全・保健福祉委員会は2025年8月、岡山、鳥取両県内で行われたI型糖尿病の子どもたちのための小児糖尿病サマーキャンプを支援した。
I型糖尿病は、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが突然出なくなってしまう自己免疫疾患だ。小児期に発症することが多く、いったん発症すると、膵臓(すいぞう)移植を受けるか、生涯にわたって毎日、インスリン注射を続けるかする以外に治療法がない病気である。
I型糖尿病の子どもたちは、自分の命を守るために、一日に数回インスリン注射を打たなければならない。ほとんどの子どもは、持続的に必要なインスリンを注入するインスリンポンプを腹部に固定しているが、スポーツなどしていて体に装着できない子どもは、指に針を刺して血糖値を計り自分で注射を打つ。
子どもたちは普段、両親に注射器等の管理や、食べ物のカロリー計算をしてもらいながら生活しているが、サマーキャンプでは両親と離れ、自分で正しく管理が行えるように訓練する。同じ病気を抱え励まし合う仲間づくりや勇気付けを行うことも、このキャンプの目的だ。

私たちライオンズはこのキャンプにスタッフとして参加し、参加者、医師、看護師、学生ボランティア、保護者との懇談を通して当事者の悩みや願いを知ることができた。

岡山県備前市の閑谷(しずたに)学校で行われたサマーキャンプでは、8月18日に絵画教室、19日にはキャンプファイヤーと縁日をライオンズが担当した。絵画教室は画家の先生2人に指導をお願いし、子どもたちに自由に絵を描いてもらった。キャンプファイヤーの後は、射的、輪投げ、すごろくなどの縁日を全員で楽しんだ。

鳥取県西伯郡大山町にある大山青年の家で行われたサマーキャンプでは、8月22日の飯ごう炊飯を担当した。メニューはカレーライスにゆで卵、デザートはバナナ。飯ごう炊飯体験はまき割りから始まり、火きり棒を使った火起こしでは火の重要性を実感してもらった。慣れない手付きで野菜を切るなど、それぞれの役割を楽しみながら調理し、出来上がったカレーライスを全員でおいしくいただいた。
50年にわたって続いてきた小児糖尿病サマーキャンプへの支援は、ライオンズメンバーとしての誇りと感動を覚える活動となった。
2026.01更新(336-B地区環境保全・保健福祉委員長/榎本良江〈岡山県・総社雪舟ライオンズクラブ〉)

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