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つがるライオンズクラブの会員、小山内金弥さんがヘアドネーションし、地元新聞に掲載されました。彼は以前長髪にしていて、その時の髪を保存していたのでヘアドネーションしようとしたところ、長さが足りずドネーションできませんでした。そこで、再度チャレンジしようと2年8カ月前から髪を伸ばし続け、31cm以上になったので、ヘアドネーション賛同サロンで髪を切り、Japan Hair Donation & Charity（JHD&C・通称ジャーダック）へ送付しました。

髪を伸ばしている間、家族や親族からは「いつまで伸ばすの？」「そろそろ切れば」「早く切ってほしい」と言われたそうですが、ヘアドネーションに必要な31cm以上の長さになるまではと伸ばし続けました。髪を切ったのは地元で唯一のヘアドネーション賛同サロンで、JHD&Cに在籍する友人を通じて活動を知り、協力しているとのことです。

ヘアドネーションは、黒髪で真っすぐな髪をした若い女の子しかできないと思っている人が多いのではないでしょうか？小山内さんは身をもって、男性でも、若くなくても、白髪交じりでも、くせ毛でもできる、ということを知らしめるため、地元新聞社に取材依頼し掲載に至りました。当クラブとしてはこの一連の活動に賛同し、ヘアカット料金と送料を支援することにしました。

その後、ヘアドネーション賛同サロンには問い合わせが増えているとのこと。サロンの店主は、現在ウィッグを待っている45人の子どもたちの元に、少しでも早く届いてほしいと話しています。ヘアドネーションに協力する人も、賛同サロンも、今後増えることを期待しています。

（会長／2020年入会／69歳）

2025.11更新