投稿リポート 能登のサッカー少年を招き
サッカー交流大会

能登のサッカー少年を招きサッカー交流大会

10月25日、武生(たけふ)ライオンズクラブ(用田義弘会長/61人)は、能登地域のサッカー少年の笑顔を生みだそうと「武生ライオンズクラブ杯 能登支援サッカー交流大会」を実施した。

2024年元日に能登半島を中心に震度7の地震が発生し、甚大なる被害をもたらした。またその年の9月には復興半ばで豪雨災害にも見舞われ、能登半島は再び大きな被害を受けた。当時は334-D地区(富山県・石川県・福井県)内のクラブが復興支援に駆け付け、当クラブも共に汗を流した経験がある。 
    
今年度、森川直之334-D地区ガバナーは、災害から1年以上が経過してもいまだ日常を取り戻せないまま日々を送っておられる被災地の方々を、地区内全クラブで応援しようという方針を打ち出した。それにのっとり、当クラブでできることは何かを模索する中、子どもたちのサッカー練習場が今なお整備されておらず、試合もままならないとの情報を得た。そこで、震災で練習場所をなくした能登地域の少年サッカーチームを越前市に招待し、県中央部の丹南地区のチームとの交流を通して笑顔を生み出そうと、交流大会を企画した。

越前市サッカー協会の協力の下、能登地域からグランディール能登FC(羽咋市北部)と珠洲エスペランサFC(珠洲市)の2チームを招待し、丹南地区からは6チームが参加して、合計8チームが2リーグに分かれて試合を行った。子どもたちが一心不乱にボールを追いかける姿は、新鮮ですがすがしいものであった。いつの時代も、子どもたちの一生懸命な姿は見る者に感動を与えるものである。

大会では試合の他に、越前市の魅力を体験してもらうことでチームの枠を超えた交流を図った。交流の時間には、参加者323人にメンバーが作った越前名物「おろしそば」を振る舞った。提供したのは、おろしそばでギネス世界記録を達成した越前市の宗近正麺所のそば。メンバーは指導を受けながらそばをゆで、水でしめて、計量、盛り付けと、慣れないながらもひたすら注文通りにおろしそばを作り続け、1時間で340杯を提供! おかわり続出の大盛況で、まさに戦場さながらであった。

もう一つの目玉は「ママさんPK大会」。子どもたちはチームの試合以上に熱のこもった応援を母親に送り、フィールドには大歓声が響き、笑顔があふれた。予想を上回る盛り上がりに、我々も驚いた次第である。

表彰式の後には、大会の記念として子どもたちがそれぞれの願いをこめた風船を飛ばした。復興への願い、将来の夢、母親への感謝などさまざまな思いを乗せて風船は空高く舞い上がり、大会は無事に終了した。

試合の勝敗に関わらず、イベント性の高いこの大会は、子どもたち、保護者に大好評で、次のような感想が聞かれた。
・親も子も楽しい時間が過ごせました
・朝早く出てきたかいがあった。一緒に連れてきた兄弟がとても喜んでいました
・風船を飛ばしたのは初めてだった。願いがかなうといいな

本事業が、参加者、そしてライオンズメンバーにとって楽しい思い出の一つとなり、「また明日からもがんばろう!」という活力の一助になったことは間違いないだろう。

2025.11更新(青少年・YCE委員長/谷口義幸)

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