投稿リポート
6クラブで稲刈り実施
福祉施設などに寄贈
336-B地区7リジョン1ゾーン
#環境保全

9月27日、鳥取市内の6クラブ(鳥取、鳥取中央、鳥取いなば、鳥取久松、鳥取千代、鳥取砂丘=7リジョン1ゾーン)は合同稲刈り事業を行った。昨今の全国的な米価格の高騰により、こども食堂や福祉施設等は食事の提供に支障をきたしていると聞く。わずかなことでも力になれたらという思い、そして、6クラブが協力し合いそのつながりを更に深めることが、地域でより良い奉仕をという考えに基づいて計画実施したものだ。
当日は前日までの雨が奇跡的に上がり、暑いくらいの絶好の稲刈り日和になった。6クラブから会員30人以上が集まり、収穫はノコギリ刃のカマで手刈りで行った。ザクッザクッと歯切れの良い音と同時に次々と刈っていくのは、なかなか気持ちがいい! 参加者の中には手刈りはもちろん稲刈りは初めてという会員もいた。事業の事前説明を行った時、「しっかり汗をかいてもらうために手刈りでお願いしますね!」と伝えていたので、心の準備はできていたものと思う。約40分間の作業を終えると「けっこう疲れたよ」「いい汗かいた」などという声と共に、皆でやって本当に良かったという声をもらった。

この日収穫したのは、鳥取県推奨米「星空舞(ほしぞらまい)」360kgで、各クラブに60kg(1俵)ずつ分配し、それぞれのクラブで贈呈先を検討して届けることにしている。身寄りのない子どもたちが生活する施設「こども学園」などの福祉施設やこども食堂へ寄贈する他、チャリティーバザーで販売して収益を施設に寄付するなど、クラブによって考え方はさまざまだ。しかし、どのクラブも目指している奉仕の目的は同じ。「Beside You すべての人に寄り添って」という今期、榎本明地区ガバナーの掲げるスローガンに込められた思いを実行するべく、6クラブが一丸となって取り組み、目的を達成することができた。

これからも困っている人、苦しんでいる人にもっと目を向け、手を差し伸べ、ライオンズとして誇りを持って取り組んでいきたい。
2025.10更新(336-B地区7R1Zゾーン・チェアパーソン/影山嗣泰<鳥取いなばLC>)
●関連記事
「6クラブ合同でボーイスカウトと海岸清掃」336-B地区7R1Z(2025.09更新)

ライオン誌日本語版ウェブマガジン






