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人道危機のニーズに応える
貯水池として
LCIF理事 鶴嶋浩二

A.P.シンLCIF理事長が9月8~10日に日本を公式訪問されました。9日の式典及び晩餐会には全国から500余名の皆様にご参集いただき、誠にありがとうございました。シン理事長はスピーチで「LCIFの活動とは、貯水池から必要なところに水が流れるがごとく、LCIFへの寄付が交付金となって日本を含む世界中の人道危機や満たされていないニーズに応えるものなのです」と話され、世界をリードして日本の会員が長年にわたり寄付によって「貯水池」を満たす貢献をしたことに感謝されると共に、甚大な自然災害が頻発する昨今、その重要性はますます高まっていると話されました。
今年度に入りわずか3カ月の間に、ベネズエラ地震とネパール土石流の甚大災害にLCIFはそれぞれ20万ドルの大災害交付金を即時提供し、今後の中長期的な復興も視野に入れて地元ライオンズによる懸命な被災者生活再建援助を支援しています。シン理事長は9月21日にネパールを訪問し、現地ライオンズと復興支援の状況を確認しました。水や食べ物の提供から、大災害発生下で必要性が高まっている人工透析機材の用意など、地元ライオンズはニーズを見極めながら支援に当たっています。シン理事長が現地からのFacebookの投稿で、長く続く復興の道のりをLCIFはずっと伴走しながら支援すると力強く約束されているのを、お読みになった方もおられることでしょう。大災害交付金が出される甚大災害では復興に莫大(ばくだい)な資金が必要になることから、LCIFは世界中のライオンズにその災害への指定寄付の協力を呼びかけます。日本でも現在この呼びかけに応え、連日多くの地区及びクラブから「Venezuela」や「Nepal」と報告書に記載された指定寄付をお寄せいただいています。ご支援に感謝申し上げます。


また日本でも、熊本地震や千葉豪雨の被災者のために尽力する地元ライオンズの活動をLCIFは緊急援助交付金を通じて支援しています。熊本地震ではこれまでに337-E地区に9万9,000ドルを提供して飲料水や日用品の提供からがれき撤去などを支援しています。また、千葉豪雨では333-C地区に1万5,000ドルを提供し、がれき撤去のための車両レンタルやブルーシートの提供などを支援しています。緊急援助交付金はLCIF災害援助資金への寄付を資金源としています。大災害交付金の発令はありませんでしたが、特に熊本地震は10年前の2016年熊本地震からの復興途上に再び起こった地震で、引き続き復興に向けた継続的な支援が必要なことから、日本のメンバーの皆様には熊本災害指定寄付を呼びかけました。直後から「Kumamoto」と寄付報告書に記載された寄付を全国からお寄せいただいています。ご支援ありがとうございます。
LCIFを通して頂く特定災害への指定寄付は、交付金の提供を通じて100%その災害の被災者支援に使われます。指定寄付以上の支援が必要な場合には、LCIFは資金を追加して支援します。日本の東日本大震災の復興の際には、LCIFからの交付金は総額約2,200万ドルに達しました。このような支援ができるのも、日頃から皆様が災害援助資金への寄付を通じて「貯水池」を満たしてくださっているからです。今後ともLCIFを通じた災害援助にご協力をお願いいたします。
今回の理事長訪問の実現には多くの方々にご協力いただきました。この場をお借りして私から改めて、式典及び晩餐会の参加登録にご協力くださいました複合地区及び地区キャビネットの役員並びに事務方の皆様、また、本公式訪問の全日程で行事運営を支援してくださった330複合地区の皆様に深くお礼申し上げます。当日の会場では多くの皆様からご寄付も頂きました。ペット寄付*187万6,000円、その他個人寄付3,000円、募金箱寄付4万4,100円に加え、2万5,000ドルのメジャーギフト寄付15件、10万ドルのリードギフト寄付5件の計87万5,000ドルの誓約寄付を頂きましたことをご報告し、皆様のご支援に心よりお礼申し上げます。
2026.10更新(LCIF理事・元国際理事/鶴嶋浩二<北海道・札幌中島ライオンズクラブ>)
*ペット寄付=家族の大切な一員であるペットへの感謝を形にする寄付として今年度に試験導入された寄付プログラム

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