編集室 復興
ライオン誌日本語版委員 吉見章一

「復興」という文字を幾度見たことだろうか。
1995年阪神淡路大震災、2004年新潟県中越地震、2011年東日本大震災、2016年熊本地震、2024年能登半島地震、そして、今年7月に発生した熊本地震。突然のえたいのしれない襲来は、今まで生きてきたさまざまな経験や感慨を蹴散らしてしまった。地球の本当の正体を目の当たりにした感があり、どのように自然と対峙(たいじ)すればよいか戸惑っている。一年中で最も暑さ厳しい季節、涼しげな風鈴の音さえ優しく受け入れることができずにいたのは、私だけではないはずだ。
地震後、報道されることのない詳細な内容は今も知ることができない。被災地では電気・水道が止まり、新聞は配達されず、テレビ・ラジオをつける余裕や暇もなく、明らかになったことも正確に伝えられていないという事実。「ゼロの被災地」だ。これまでの教訓を生かして、災害の風化を早めてはならない。
「がんばるけん! くまもとけん」で復興の旗振り役を務める「くまモン」が「心を一つにがんばろう!」と県民に呼びかけている。

今年度ライオン誌日本語版委員を拝命した。ライオン誌がこれまで以上に役立つ存在となるよう議論を重ね、編集に携わっていきたい。
日本にライオンズクラブができて75年の節目を迎え、伝統の大切さを感じる一方で、SNSなどのテクノロジーで社会が変化し、若いメンバーの価値観も変わっていく中で、それを意識してキャビネット・クラブ・アクティビティ・LCIF・会員拡大などに向き合う必要がある。その上で、クラブとして、ゾーン、リジョンとして、また会員一人ひとりの行動を通じて、共にライオンズを活性化していきたいものだ。
読者会員の皆さんには、クラブ運営や奉仕活動の情報源としてライオン誌をご活用いただきたい。
2026.10更新(ライオン誌日本語版委員/吉見章一<宮崎ひむかライオンズクラブ>)

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