投稿リポート 千葉豪雨災害の
被災地支援活動

千葉豪雨災害の被災地支援活動

熊本の大規模地震による災害支援を開始した直後、8月13日午後から発生した線状降水帯により、千葉県の広域で水害が発生し令和8年8月千葉県豪雨災害となった。記録的大雨により千葉市では一日の降水量が8月の1カ月分の3倍以上となり、観測史上1位を更新した。千葉県の22市町村にレベル5大雨特別警報と、千葉市、茂原市、東金市、市原市、八街市、大網白里市の6市にレベル5土砂災害特別警報が発令されたが、事前に予報が出ていなかったこともあり内水氾濫などにより冠水した道路で多くの車両が走行不能となった。

翌日の14日には直ちに河井哲弥333-C地区ガバナーから各ゾーン・チェアパーソンへ災害調査報告書の提出が求められ、被害状況の確認が行われたのと同時に、河井地区ガバナーを本部長とした地区緊急災害対策本部が設置された。333-C地区災害支援委員会は千葉県社会福祉協議会と協定を結んでおり、千葉県災害ボランティアセンター連絡会にも加盟していることから、災害から2日後の15日に大網白里市に千葉県で最初の災害ボランティアセンターが立ち上がるという情報を得て、大網白里社会福祉協議会での会議に河井地区ガバナー、災害支援委員長の私と、栗原周一郎災害支援副委員長が参加した。その後12リジョンの上代雅之ゾーン・チェアパーソンに連絡をとり、白子ライオンズクラブが用意したトラックで廃棄運搬の支援に入るという連携をした。翌日から開設される災害ボランティアセンターではボランティアへの支援としてミネラルウォーターなどを現地調達して提供することとし、各被災地への支援活動を開始した。

今回の災害では大雨による床上床下浸水が多く発生し、ボランティアは主に使えなくなった家財や畳の撤去を行っている。その運搬車両が不足しているということが分かり、八千代、市原、大網白里、佐倉、四街道、松戸の各災害ボランティアセンターと協力し、軽トラックやトラックの貸出支援をメインに行った。また、支援状況の変化に伴いボランティア受け入れが活発化した時点で、週末に被災者とボランティアに対する炊き出しを行った。キッチンカーを被災地へ配置し、温かい食事を提供すると共に、被災宅で片付けに追われる被災者には個別に声がけしながら配達をした。外側からは何でもないように見えても、浸水によりキッチンが使えなくなっている住宅もあり「料理ができないので温かいお弁当はとてもうれしい」という声をいただいた。炊き出しは同じ料理が続かないよう、ソースが選べる唐揚げ弁当やカレーなどメニューを検討し提供を行った。また、この炊き出し支援は地元の各クラブが参加協力をした。

災害から1カ月が経とうとしているが、その後も全国各地で大雨による水害の被害が相次いでいる。「地域の被災に対しては地域から支援」「災害に対しては迅速な対応を」という河井地区ガバナーの信念のもと、地元の各クラブの協力も得て、迅速で最適な支援を今後も続けていきたい。

2026.09更新(333-C地区災害支援委員長/柿沼Vivian由美子)