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LCIF交付金の活用を学んだ
研修会リポート

7月13~14日、愛知県名古屋市においてLCIF交付金研修会が開催された。全国の地区ガバナー並びにLCIFコーディネーターを対象とする研修で、LCIF日本名誉アンバサダーの山田實紘元国際会長、鶴嶋浩二LCIF理事、仁科良三、田名部智之、松岡勲各国際理事の臨席の下、阿久津隆文LCIF東日本エリアリーダーの司会進行で開始された。
研修の開始に先立ち、鈴木誓男LCIF会則地域リーダーより、今回の目的は交付金の申請や活用方法などの情報を共有して有効活用を図ることであるとの説明があった。研修ではまず、レベッカ・ダウLCIF事務総長から交付金総額や分野別の金額、日本への交付金などの報告と共に、シェアリング交付金申請基準と申請書の改定など主要な変更事項の解説があった。

続いて、アメリカ・テキサス子ども病院の小児血液腫瘍科専門医で、ライオンズ会員でもあるジョセフ・ルベガ医師による講話があった。同病院はLCIFとのパートナーシップを通じ、サハラ以南アフリカで小児がんと闘う「グローバルホープ」プログラムを展開している。ルベガ医師の小児がん治療に対するビジョンや情熱などを聞いて感動を覚えると共に、LCIFの重要性はもとより世界中で多くのHOPE(希望)を生み出していることを改めて強く認識した。
初日の締めくくりに際し、翌日のワークショップで取り組むLCIF交付金事業企画シミュレーションの課題が出され、高岡英治LCIF西日本エリアリーダーのあいさつで研修1日目は終了した。
2日目はまず、地区及びクラブシェアリング交付金やライオンズクエスト交付金、災害援助交付金に関する説明を受けた。続いて、交付金事業の事例紹介として仁科国際理事から長野市災害支援ターミナルの取り組みに関する発表があり、交付金制度やその活用について学ぶことができた。
その後、2日間の研修の復習として、LCIFの大型交付金を活用した事業の企画と申請と題するワークショップが行われた。受講者は四つのグループに分かれ、前日に出された課題に基づきLCIF交付金を活用して行う事業の企画と申請をシミュレーションして議論し、各グループを代表して4地区のファシリテーターから提案が発表された。各事業ともすばらしい企画で、それぞれ実現に向けて取り組まれるということで、良い刺激となった。
研修会と同時にLCIF写真コンテストの最終選考も行われ、最優秀賞の受賞者はA.P. シンLCIF理事長公式訪問時に招待し表彰することとなった。
最後に、クリス・プランケットLCIF開発部長から奉仕事業のためのファンドレイジング(資金調達)に関する説明を受け、研修全体の総評を頂き閉会となった。
2日間の研修を通じて、LCIF交付金には複数の種類があり、奉仕事業の内容や規模に応じて申請・活用できることを学んだ。今回は交付金の申請・活用に関する研修だったが、交付するには寄付が不可欠である。今後、会員一人ひとりに寄付と奉仕が循環する仕組みをお伝えし、LCIFに対してより一層の理解を得ながら、地域社会に貢献できる奉仕活動を推進していきたい。
2026.07更新(文:2025-26年度ライオン誌日本語版委員/前田磨、写真:同/秋山洋一郎)

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