投稿リポート
考える力を育んだ
60周年チャリティー公演会
兵庫県・和⽥⼭ライオンズクラブ
#人道支援
#青少年支援

和⽥⼭ライオンズクラブ(⻄垣隆会⻑/33人)は、結成60周年記念のチャリティー講演会「世界を正しく⾒る〜考える⼒〜」を、5⽉16⽇、和⽥⼭ジュピターホールにて開催した。
講師には、ジャーナリスト・池上彰⽒を招請した。池上⽒は⻑年にわたりNHKでキャスターを務め、複雑な時事問題を分かりやすく解説することで広く知られる、⽇本を代表する報道ジャーナリストである。当⽇は市内外から約750人が聴講に訪れた。開始1時間前には既に⻑蛇の列ができており、会場はにぎわいを⾒せた。それはまさに本事業への期待の表れであったように思う。
当⽇の運営はクラブメンバーが総⼒を挙げて取り組んだ。司会進⾏もメンバー⾃らが担い、受付や来場者の誘導、更には炎天下での駐⾞場整理にも汗を流した。また、今年3⽉に誕⽣した但州(たんしゅう)ライオンズクラブのメンバーの協⼒を得て、会場内での撮影・録⾳禁⽌などの注意喚起を担当してもらった。講師の池上⽒の送迎もメンバーが担当し、迎接を始めとする細やかな裏⽅仕事は家族会員が快く引き受けてくれた。皆が⼀丸となって取り組んだその姿こそが、この講演会をより輝かせた原動⼒であった。
約1時間半にわたる講演で、池上⽒は時折ユーモアを交えながら会場の笑いを誘い、重厚なテーマでありながら終始和やかな雰囲気の中で話が進んだ。難しいと思っていた世界の話が⾝近に感じられる、まさに「考える⼒」を育む場となった。来場者からは「著名な⽅を地元でお迎えし間近で拝聴できた」「期待以上の内容で⾜を運んだかいがあった」など、喜びの声が多く寄せられた。

講演終了後には質疑応答の時間が設けられ、中学⽣や20代の⻘少年からも積極的に発⾔があった。中には「20代でしておいて良かったこと、すべきではなかったこと」を池上⽒に問いかける若者もおり、世界情勢にとどまらず⾃らの⽣き⽅にまで思いを巡らせる場となった。次世代を担う若者たちが⾃分の⾔葉で問いを⽴て、声を上げる姿は、会場に集まった全員に⼤きな希望と感動を与えた。
今回の講演会を取り仕切った60周年実⾏委員会の橿佐久市委員⻑には、著名な講師を招くに当たり並々ならぬ苦労があったことは想像に難くない。しかしふたを開ければ、会場を埋め尽くすほどの来場者が訪れた。閉会あいさつに⽴った橿委員長の表情には安堵(あんど)と充実感がにじみ出ており、⻄垣会⻑を始めクラブメンバー⼀同もまた、⾔葉にならない喜びに包まれた瞬間であった。
⼊場料は全額、⻘少年健全育成の活動資⾦として朝来(あさご)市へ寄付した。60年にわたり「We Serve」の精神で地域に寄り添い続けてきた当クラブの姿勢を、今回の取り組みもまた体現するものとなった。今後も地域社会の発展と次世代の育成に貢献すべく、メンバー⼀同奉仕活動に邁進してまいりたい。
2026.05更新(MC委員⻑/世登創太郎)
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