投稿リポート 継続がつなぐ
子どもたちの未来への一歩

継続がつなぐ子どもたちの未来への一歩

4月2日、330-A地区(上野繁幸地区ガバナー)GST子どもの未来応援委員会は、東京都立産業貿易センター浜松町館で「職業体験フェア2026」を開催した。本事業は昨年度に続く2度目の開催で、委員会発足から3年目を迎える中、これまで積み重ねてきた経験やつながりを確かな形にする取り組みとなった。

本フェアは、児童養護施設の子どもたちや貧困家庭の子どもたちに、さまざまな職業や大人との出会いを通じて、「知る」「感じる」「考える」機会を届けることを目的としている。当日は、31の企業・団体による出展があり、都内30の児童養護施設の小学生から高校生、職員を含む196人、自立援助ホームから10人、子どもの貧困問題に取り組む認定NPOキッズドアに通う家庭から約180人が参加。全体で約400人規模のイベントとなり、会場は多くの出会いと活気に包まれた。

今年は、企業・団体との連携がより広がり、体験内容も一層充実したものとなった。会場では、子どもたちが自ら興味を持ち、積極的に体験に取り組む姿が多く見られ、真剣な表情や笑顔が印象的だった。

児童養護施設の子どもたちは、家庭環境などさまざまな事情により、社会との接点や経験の機会が限られてしまう傾向がある。その中で「こんな世界がある」「もっと知りたい」と感じる体験は、将来への大きな一歩につながるものだ。また今回、昨年度の参加者が出展側として関わる場面も見られた。こうした関わりの広がりは、本事業を続けてきたからこそ生まれたものであり、活動の手応えを感じる瞬間でもあった。

本事業は、地域に根ざし、多様なつながりを持つライオンズクラブだからこそ実現できた取り組みだ。ご協力いただいた企業・団体に感謝申し上げると共に、今後も子どもたちに新たな出会いと経験を届け続けていきたい。

2026.05更新(330-A地区GST子どもの未来応援委員会委員長/岩下浩之)

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