国際財団 希望を届ける
農産物の配達プログラム

希望を届ける農産物の配達プログラム

ロードアイランド・コミュニティー・フードバンクによると、同州では3世帯に1世帯が食料不安を経験している。中でも、最も高いリスクに直面しているのが、子どもを持つ低所得世帯や有色人種の人々だ。食料不安のレベルは新型コロナウイルス感染症流行の最盛期を上回っており、栄養価の高い食品を安定的に入手できるようにすることが、かつてないほど必要になっている。

ファーム・フレッシュ・ロードアイランドが運営する「ホープズ・ハーベスト・プログラム」は、それを可能にするための取り組みだ。農場で余剰となった果物や野菜をボランティアが収穫し、契約を結んだ地元農家から買い取って供給する仕組みを構築している。しかし、州内で食料支援の需要が増大しているにもかかわらず、同プログラムはそれに十分に対応できるだけの体制を備えていなかった。使用していた車両は冷蔵機能付きトラック1台と小型の配送バン1台のみで、燃料価格の高騰も重なり、特に高温になる夏季には傷みやすい農産物を適切に輸送することが困難になっていた。

この課題に取り組むため、42地区のライオンズは、LCIFの食料支援交付金4万7,995ドルを活用し、新たな冷蔵車両を購入した。グレーター・ウォリック ライオンズクラブでの過去の活動に触発されたメンバーのナンシー・ライターが交付金を申請。また、42地区のライオンズはオンラインオークション「リル・ロード・ビッグ・ヤム」を通じて1万6,250ドルを集めた。

LCIFの支援によって新たな車両を導入したことで、ホープズ・ハーベストは更に三つの農場、三つの食品配給団体と提携を結ぶことができ、増大する食料需要と地域のニーズに対応する体制を大幅に拡充した。現在では43の支援団体に食料を配給し、ロードアイランド州で年間推定3万5,000人の人々に支援を届けている。

LCIFの食料支援交付金は、インフラ強化及び飢餓に立ち向かうために必要な機材の提供に重点を置くことで、このようなプロジェクトを実現させている。これらの交付金は、学校給食プログラムやフードバンク、給食センターなどの重要な取り組みを支え、支援を必要とする人々が必要な栄養を確実に受けられるよう後押しするものだ。

LCIF食料支援交付金について詳しくは、こちらを参照。

2026.03更新(国際協会指定記事 文/シェルビー・ワシントン)