国際財団 地域の精密医療と
ケアの復活

地域の精密医療とケアの復活

カナダ・オンタリオ州にあるレイクリッジ・ヘルス・ボウマンビル(LHB)は、発展を続ける多様な地域社会において、背景や経済状況に関わらず、全ての人々に質の高い外科医療を提供することに尽力している。

しかし、この病院は重大な課題に直面していた。腹部及び骨盤疾患の診断と治療において、体への負担を軽減しつつ、迅速な回復を実現するために不可欠な腹腔鏡(ふくくうきょう)手術の装置に、長年の使用による支障が生じていたのだ。メーカー保証の耐用年数を過ぎて、画像がぼやけたり、機器が故障したりして、精密手術の実施が困難になっていた。質の高い医療の提供を目指すLHBの外科医たちは、日々課題に直面していた。

そんな状況の中、A3地区のライオンズクラブが支援に乗り出した。ボウマンビル ライオンズクラブとニューカッスル ライオンズクラブは10万3,258ドルの寄付を集め、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)は14万9,267ドルのマッチング交付金を提供した。この資金により、LHBは腹腔鏡手術に必要な主要機器を搭載した新システムと器具セットを購入。手術室に精度と信頼性、そして自信を取り戻すことができた。

アップグレードされた機器により、LHBの外科チームは年間約600件の低侵襲手術に加え、時間外緊急手術の継続的な実施も可能になる。そして、手術はより安全、迅速、そして効果的になり、患者はより早く回復し、日常生活に戻ることができる。

ライオンズクラブの支援で、ボウマンビルでは最先端の医療を提供され、患者は高度な外科手術を受けるために遠方へ足を運ぶ必要がなくなり、地域社会で最高の医療を受けられるようになった。

マッチング交付金は、世界中の重要かつ多様な人道的・社会的ニーズに対応する、ライオンズ主導の人道奉仕プロジェクトの開始または拡張を支援するために資金を提供する。詳しくは、こちらを参照。

2026.01更新(国際協会指定記事 文/シェルビー・ワシントン)