国際財団
25周年を迎えた
SOとのパートナーシップ
スペシャルオリンピックス

最も大きなインパクトのあるパートナーシップは、ライオンズには変化をもたらす力がある、という固有の信念、そして「ニーズがあるところに、ライオンズがいる」というスローガンを、世界各地で繰り返し体現できるという信念から生まれるものである。ライオンズは草の根の視点から地域社会のニーズを見いだし、意欲的なビジョンと実践的な奉仕活動によって、それらの課題に効果的に取り組むことができると考えている。
25年前、ライオンズ会員のポール・バーマン博士はそのようなニーズに着目し、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)-スペシャルオリンピックス「オープニングアイズ®」プログラムを創始した。これは、知的障がいのある人々に効果的な眼科医療を提供するための最良の方法を確立することを目的として、眼科医療従事者向けに開発された史上初の視力ケア研修プログラムであった。スペシャルオリンピックス(SO)のアスリートたちへ視力検査を提供することにより、眼科医療従事者たちは実践的な経験を積み重ねることができ、同時にアスリートたちは質の高い眼科医療を無料で受けることができた。

障がいのある人々が眼科医療をより利用しやすい環境をつくるというバーマン博士の夢は、これまでに47万5,500件以上の検査と、アスリートへの28万1,000本の度付き眼鏡の無償提供という形で実を結んでいる。さらに2013年以降、スペシャルオリンピックスとLCIFは、視力分野にとどまらず、世界規模でのさまざまな協力分野へとパートナーシップを拡大してきた。
A.P.シンLCIF理事長は、次のように述べる。
「長年にわたって、LCIFは3,000万ドルを超える資金を交付してきました。その対象には、オープニングアイズ、ユニファイドスポーツ®、モーター・アクティビティーズ・トレーニング・プログラム(MATP)、ユニファイド・ウィズ・リフュージーズ及びアスリート・リーダーシップ、ファミリー・ヘルス・フォーラム、ユースアクティベーションなど、数多くの活動が含まれています」
「このパートナーシップへの投資によって、私たちはインクルージョンに対する視野を広げ、スペシャルオリンピックスのアスリートやその家族と共に奉仕活動を行う機会を生み出すと共に、最も支援を必要としている人々が地域社会のサービスを利用できる機会を拡大したのです」

SOとのパートナーシップが始まって以来、2万3,000人を超えるライオンズ及びレオがスペシャルオリンピックスの活動にボランティアとして参加してきた。そして幅広いパートナーシップ活動を通して、スペシャルオリンピックスのアスリートやスタッフ自身も刺激を受け、ライオンズクラブやレオクラブへ加入して、それぞれの地域社会で変化を生み出す活動に参加している。
「スペシャルオリンピックスにおいて、世界最大規模で、最も活発そしてインクルーシブな奉仕団体と、このように大きな影響力を持つグローバルなパートナーシップを築けていることに深く感謝しています」
スペシャルオリンピックスのデイビッド・エヴァンジェリスタCEOはこう話す。
「多くの団体は、知的障がいのある人々を奉仕の受益者としてサポートしており、私たちの活動としても大変ありがたいことです。ライオンズクラブ国際協会が他と異なるのは、こうした人々に自ら奉仕を行う担い手として参加してもらい、彼らの才能や能力をライオンズとして地域社会のために生かすことを重視している点にあります。わたしはこの奉仕とインクルーシブが交わるところにこそ、世界を変えていく力があると信じています」
2026.09更新(国際協会指定記事 文/シェルビー・ワシントン)

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