編集室 勇気と情熱、英知を持って

勇気と情熱、英知を持って

A.P. シン国際会長の年度末が近づく今こそ、ライオンズとしての共通の体験を振り返るのに最適な時期です。私たち一人ひとりの強みは異なりますが、最も大きなインパクトを生み出すのは協力した取り組みです。奉仕において団結する時、私たちは意義深い目標を達成しライオンズにふさわしい思いやりと献身を地域社会に示すのです。ライオンズである私たちは決して一人ではありません。互いに支え、励まし合い、共に困難を乗り越えます。

ライオンズの最大の強みの一つは世界的な広がりとサポートです。全ての会員が奉仕への共通の決意で結ばれたネットワークの一員であり、世界中のライオンズとつながり、奉仕する機会が開かれています。我々の使命である人道支援を始めとする奉仕活動を連綿と実行するため、各地区、各クラブが会員増強、維持に努力をされています。

水や風には形はなく、水は器によって形を変え、風は音もなく触れ合う物によって音が生じます。触れる物、入れる物を変えればおのずと変化が生まれ、視点の変化で活性が生まれ、新たな出会いも生まれます。その基幹に心ある思いやりや調和があってこそ、人は集い、心を一つに活動を続けることができるのだと思います。

過去の慣例にとらわれることなくライオンズクラブを見つめ直す、そのプロセスにおいて必要となるのは、変えるべきものは思いきって変える「勇気」、変えてはならないものを継承し続ける「情熱」、変えるべきものと変えざるものを見極める「英知」です。

会員としての自覚はクラブへの共鳴と感動の中に生まれ、誇りへと育っていきます。そして、会員同士の出会いの中で自分自身の新しい面も見つかり、より大きな感動や共感を得ることができるのです。個々の自覚と誇り、そして奉仕活動の充実が退会防止につながると信じます。謙虚に自分をわきまえたメンバーが大勢在籍しているクラブほど、多くの感動や共感が生まれ、充実したクラブライフを享受していると感じます。ライオンズクラブは楽しくなければならない、楽しいからこそ多面にわたり活動できるのです。

胸を張って最善の奉仕活動を企画し、性別や立場に関係なく「ウィ・サーブ」の奉仕に対する崇高な理念と行動力を持つ者が一丸となって取り組む姿は、壮観で何とも言えないたくましさを感じさせるものです。

ライオン誌日本語版委員会は毎月1回の会議を開催し、ライオン誌印刷版とウェブマガジンが多面にわたり各クラブのお役に立てるよう、全委員が協力して記事の内容を検討しています。全国のライオンズが活動する姿を正確にお伝えし、各クラブの活動のヒントになることを願いつつ取り組んでいます。

2026.06更新(ライオン誌日本語版委員/田中明<埼玉県・和光ライオンズクラブ>)